『嫌われる勇気』を読んだので感想

岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』を読みました。

この本をおすすめしたいひと

・いつも自分が嫌われていないか心配なひと
・周りを気にしながら生きることに疲れてしまったひと
・本当はもっと自由に生きたいけど、その勇気がないひと

わたしが読もうと思ったきっかけ

・新しい職場の人間関係に行き詰まっていたから。どうして行き詰まっているんだろう?とじっくり考えた時に、嫌われたくない、嫌われたくないと思っている自分に気づいたので……。
・あと、アマゾンのレビューがめちゃくちゃ良かった。

ポイント

・タイトルからして「嫌われてもいいから好きに振る舞え!」という根性論でくるのかと思っていたが、ぜんぜん違った。
・いい意味でタイトルと内容にギャップがある。タイトルでなんとなく敬遠しているひとはぜひ読んでみてほしい。
・内容としては、ほぼ「アドラー心理学入門」みたいな感じ(嫌われる勇気、もアドラー心理学における考え方のひとつ)。

読んでみて良かったこと

この手の自己啓発本って「他人のことはあんまり気にしないようにしましょう」みたいに言ってくることが多いんですよね。わたしはそれがずっと気にくわなかったんです。「気にしないようにしましょう」って…………。はい、じゃあ明日から気にしません!って気にしないで生きられるなら、とっくにそうしてるわ!って感じじゃないですか?笑

その点、この本はわたしの知りたい!にちゃんと答えてくれました。嫌われる勇気を持つべき理由と、その勇気を手に入れるための具体的な方法。どうすれば「承認欲求」から解放されるのか。どうすれば幸せに生きられるのか。それらをひとつひとつ、丁寧に、ゆっくりと説いてくれる一冊です。

思いがけず得られた知見

・アドラー心理学ではトラウマの存在が否定されています。トラウマについて、新しい見方をすることができるようになりました。
・「何者でもない自分」を受け入れるということ、についても言及されています。これについても、根性論ではなく明確な理屈と手法が示されています。特に創作ではしばしば話題に上がるテーマですが、、個人的には、今まで見聞きした中でいちばんしっくりくる解釈でした。